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2016年11月16日水曜日

【予選・決勝】ガスパワーマスター最終戦レースレポート

竹下氏撮影 ありがとうございました!

さて、決戦の日曜日のレースレポートです。

今回のガスパワーのラバークラスのエントリー数は20名
1/4ファイナルが行われるぐらいの人数が集結しました!


朝イチは夜露の影響で路面が下がるだろうと予測していましたが、
思っていたほど路面は湿っておらず、路面グリップは前日のレベルを維持している模様

前日の練習から満タンでも6分半ぐらいしか走れず、燃費に不安を抱えていたので
朝イチの練習走行の際にYURUGIX氏に燃調を確認していただきました!感謝!

自分としては多少甘いかな?というぐらいのフィーリングだったんだけど
燃調を確認して頂いた結果、燃調は問題ないとのこと。全開にしている時間がほかの人より長い為、これ以上ニードルを絞ると終盤ヒートしてしまう恐れがあるとのこと。

というコメントを頂きました!とても参考になりました。
この後の予選や決勝でも序盤に甘く感じても終盤にはちょうどいい燃調になったことからこのコメントが的確であったということが分かりました。


練習走行

リザルトはこちらに掲載されています。

前日に当たりを付けていたタイヤの中でオプションのSOREX36、ボンバーレッドインナーで出走していました。

練習走行では19秒フラットのタイムを記録

前日の練習ではリアが抜けるほどフロントタイヤのグリップが強烈だったんですが、決勝日ではその傾向は影を潜めていました。
ただ、ステアリングレスポンスは相変わらず高かったので、ここでプロポでレスポンスを合わせます。

これは前日にある程度傾向を掴んでいたデータの一つ
M12Sではフィーリングを6段階から選べます。普段は最速のHSで走っているんですが、5Sまでフィールを落とすとレスポンスが下がり、ライン取りとしては丸く走るような傾向になっていました。

ということで、SOREX36でボンバーレッドを装着する場面が来たら5S、それ以外ではHSで走ることを決断。



予選1回目

練習走行でも何人かハイサイドする人が見受けられて
他のクラスの予選を見ても路面グリップが上がっているように感じました。

ということでインナーをボンバーレッドを取りやめ、039Mのタイヤに変更し出走することに。
プロポの設定はHSに戻します。
また、グリップ剤は白缶を40℃5分としました。

予選1回目では総合トップ

予選1回目ではゼッケン10番となり不利な出走順となってしまいましたが、
何とかトップタイムを記録できました。

青プロットがラップデータ、赤プロットが平均タイム

平均ラップタイムは19.3秒で、最後の2周は平均タイム以下のラップが出ています。
フィーリングとしても最後までしっかり感はありました。

が、エンジンが吹けず、理由としては朝イチに出した燃調が予選1回目ではズレてしまい少し濃い燃調となってしまいました。
気温が8℃ぐらい上がったのでそりゃそうだという結果です。やっちゃった感じ…

最高速が速い人では80km/h後半出るにもかかわらず、自分は78km/hしか出ていなかったそうです。
トルクはかなり出ていたので単純に上が吹けなかった模様

前日の予選シュミレーションでの走行では16L 5分5秒台が出ていたのに3秒ロスしているのはバックマーカーの処理だけではなく、燃調も寄与していそうです。

ステアバランスは取れているのでセッティングは変えず、次の予選では燃調を合わせて出走を決めます。


予選2回目


路面グリップは予選1回目のコンディションを維持か、少し下がったぐらいになっていました。
出走時刻としては12時前と、時間効果としてもグリップが上がらなくても納得な感じ。


タイヤは039Mのままでグリップ剤の塗り方を
ツイーク60℃10分&白缶40℃5分
の塗り方へ変更します。

タイムは2秒近く落ちてしまいました。。。


終盤15週目にミスしています。

15週目、イン側に攻めすぎて脱輪→ハーフスピンをやらかしています。。。

燃調は少し絞って出走しています。最高速もほかの車とも同じぐらい出ていて申し分ない感じですが、外周の立ち上がりで息継ぎ感がありました。
エンジンを壊すのが怖かったので予選2回目は握り切れていません。

後になって分かったんですが、ケイチューンの外周に出るコーナーはキツイバンクがついていて、下るときに加速→平坦になり加速度鈍る
これを予選アタック中の自分は息継ぎと感じて握れなかった模様。

予選1回目からニードルを絞る!という頭があり、今度は絞りすぎたか!?と思ってしまったメンタルの問題ですね。

予選1回目に確認を怠ったがために2回目もミスするという結果となりました。反省


とは言え、予選2回目の中でもトップタイムを記録しました。
が、タイヤの選択は正解とは言えず、この程度のグリップであればボンバーレッドのタイヤでもよかったのではないかと今では思います。

グリップが落ち着いているという状況を正確に判断出来なかったミスですね。
今後、ほかの車を見てグリップを推測するという見方をもう少し鍛えないと…



決勝


今回はサスセッティングを弄ってないのでピットが片付いていますw


決勝についてプランを練ります。
予選のペースを鑑みてもある程度逃げ切りできるとは考えていましたが、気になるのがやはり冒頭でも書きましたが燃費のこと

ということで今回はこんなものを使いました。

試験管!

ちなみに上の可愛いケースは歯ブラシケースです。この試験管がぴったり収まりますw
ホームセンターで1時間ぐらいこの入れ物を探していましたw

なにをするかと言うと、5分間走ってきた燃料タンクから燃料を抜き取り、試験管で残量を測ることで最長何分走れるかどうかを推測するということをしました。

結果的には5分間走り17cc燃料が残っていました。
ここから逆算すると75ccでは6分29秒走れるみたいです。

ケイチューンが1周約20秒なので6分と1周ですね。

ということで給油スケジュールは
6分→12分→18分→24分
という5スティントになりそうです。

7分半→15分→22分半の
4スティントの人も考えられるのでこの人に勝つ為には20秒以上の差をつける必要があります。

これを考えずに決勝を走って負けたのがガスパワー第3戦の2in1でしたからね。。。

差を付けられない場合は7分半まで給油を伸ばすのも考えましたが、ペースをかなり落とさないと厳しそうですね。。。

途中のいろいろイヤラシイことを考えたのは省きますが、勝機があったので5スティント作戦へ決定



決勝は時刻が15時過ぎ
今までの2日間のデータもそうですが、
自分が行ってない日もMY LAPSを見ていたところ最もベストラップが速い時間帯

ということで路面グリップは一番上がっていると予測し
SOREX40 039Mのタイヤを選択。


で決勝

逃げ切りました!



今期ガスパワーで自身初のポールtoウィンです!


レース序盤から2位以下を3秒差ぐらいにできたので、そこからはずっとエコランをしていました。
給油を務めて頂いたi十嵐さん曰く、給油の時はタンクの底に薄ら燃料が残るほど燃費には余裕があったみたいです。R4のタンクは底が2段になっているので上が薄ら残っていても実は残りは結構あるというパターンですね。

バックマーカーの近くを走るときは全開で走って周りにだれもいない状況を作っていたのでラップは結構荒れてるかなと思いましたが、ラップチャートを見ても終始19秒前半ぐらいを踏んでいるのでタイヤのデグラデーションも少なかった模様


ただ、残り数ラップはタイヤの横が裂けてしまったのかハイサイド寸前の動きになっていました。
30分レースでよかった・・・





ということで今季5戦戦った結果ということで

第1戦グリーンパーク:予選7位 決勝9位
第2戦京商サーキット:予選5位 決勝14位(DNF)
第3戦2in1サーキット:予選5位 決勝2位
第4戦SRT:予選5位 決勝1位
第5戦ケイチューン:予選1位 決勝1位

2月のグリーンパークはもはやかなり懐かしい思い出ですね。
今年1年どのレースも思い出深くて自分の成長になれたかと思います。
一番の思い出は第5戦以外は全部雨言うw

もし来年もこのレースが継続するならば、また来年も参戦しようと思います!





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